最後は桃園川水源の一つとされる弁天公園を訪ねてみます。
とはいってもどこにあるのか下調べしてなかったのでかなり迷いましたがw
きっと木立かなんかに囲まれているだろうから、遠目に林のようなものがないか探しながらいきました。
っと、その前に。青梅街道から東にちょっと入ったところに質屋さんがあるのですが(天沼3丁目8付近)、この質屋さんの裏にも味わい深い暗渠が。
暗渠の半ばほどから先はなぜか中央に手すりのようなものがあり、センターラインのように暗渠道を左右に分断しています。ユニバーサルデザインw?
さんざんあちこち行きまして、やっと見つけました。ここ。
奥に池があり、
さらに奥にはこんな湧水滝が。
背後が小さな崖に囲まれて「いかにも!」ですが、どうやらこの滝はフェイクのようです。
池のもうひとつの端っこにはこんな湧水風のつくりも。
ところで、池の水面を見ていたら、水面を何かが泳いでいるのを見かけました。
すごく早いスピードで端から端を横切ります。「デカい鯉か?」と思ってみていたら、
肌色の50センチくらいある生き物がささっと上陸し向こうに去っていきました・・・。
なんとデカネズミ!!!!
うわーあんな野趣溢れるネズミがいるんだー!!
それにしてもデカい。猫よりデカいwwww
池のほとりには杉並区資料館。
常設展や蔵書はそう大きいスペースではありませんが、結構いい資料があってさんざ読みふけってきました。
ここで「杉並区の川と橋」「杉並の地形地質と水環境の移り変わり」の2冊の資料をゲット!
私の暗渠ハンティングにおける現在最北端の桃園川。
普段からなじみのないエリアに敢えて行ってみましたが、すごく楽しかったです。
①でも書きましたが、やはり桃園川の醍醐味は豊富な橋の遺構と支流にある、そんな気がしました。