何度かここでもご紹介してきた雑誌『はま太郎』。
その16号がぼちぼち店頭に並ぶ頃かと思うので告知です。
(とはいえエリアによっては手に入りにくいとも思いますので直販はこちらで。たのしい特製タオルセット販売もあります)
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今回は横浜のへそ、よこはまの原点南区特集です。
我々暗渠マニアックスも、吉村・髙山で15ページを持たせていただき
南区の暗渠をタテ目線・ヨコ目線で物語を書かせていただきました。
もちろん高山はヨコ目線です。今回は、横浜市内にある交差点のうち
・橋の名前の付く交差点
・そのうち、暗渠に架かる橋の名の付く交差点
を「ABC法」という手法でカウントし、その結果から南区独特の横顔を浮き彫りにする、というアプローチをしてみました。
単に面白そうだから試しにやってみっか、と始めたABC法ですが、
なるほどの結果が出て自分でも驚いています。
横浜18区別の「暗渠に架かる橋」カウント結果も付けておりますので、他区の傾向もご覧いただけるかと。
対するタテ目線の吉村は、
「横浜南区にも忍者が?」というタレコミ情報に始まる南区の暗渠のお話を。
今回も、互いに原稿が出来上がるまで特に打合わせもしなかったのですが、
意外に高山→吉村のつながりがいいのでちょっと笑いましたw。

暗渠話のほかにももりだくさんの内容ですよ。
(以下転記)
たっぷりの192ページでお届けするのは、1冊まるまる「南区特集」。横浜といったら、みなとみらいのある西区、山下公園に元町のある中区が中心だと思っていませんか? 実は横浜市のど真ん中に位置するのは南区! 高齢化進度が市内第1位だってなんのその。西区中区にはない、古き良き下町文化の宝庫なんです。
目玉 「南区の職人をたずねる」
戦後、伊勢佐木町が接収され、地元民たちの生活必需品の入手先は南区に集中した。それによって庶民的な商店街が発達。なかでも個人店で職人技を代々受け継ぐ店が多い。今号は製麺所、米店、豆腐店、捺染工場をたずねる!
連載 市民酒場を語る
横浜で昭和13年結成の、老舗飲食店組合「市民酒場組合」所属店の歴史と酒肴をめぐる。南区は市民酒場組合発祥の地だ!

■南陀楼 綾繁の古書店・居酒屋めぐり記
 今回は古本より角打ち3連発が効いたかも?!
■定食評論家 今 柊二 が南区の町中華を行く
■野毛のアイドル のげやまくん 4コマ 
■日本ナポリタン学会会長 南区「喫茶ナポリタン」
横浜で発祥したとされるスパゲティナポリタン。伝統のナポリタンの味の歴史をたどる。ナポリタンファン垂涎の大人気企画。舞台は南区京急沿線、黄金町駅・南太田駅・井土ヶ谷駅!

ハマの吟遊詩人スーマーが愛する南区食堂酒/路上園芸学会の街歩き/南区最強モナカ名鑑/手ぬぐい2本をつないでいこう「南区横断 銭湯★角打ちマラソン」/カウンター酒愛好家たちのひとりのみエッセイ。ほか色々
よく「ゲースィー高山」として前座トークでお邪魔している横浜の吟遊詩人スーマーさんの稿もあるし、
最近お近づきになれた路上園芸学会・村田さんの記事もあるし。

もちろんはま太郎オハコの南区飲み屋事情もたっぷり。

今回の件でけっこう南区には通ったんだけれども、
読んだらまた行きたくなっちゃいました…。