暗渠サイン」というフレームワークは、
もちろん日本で、特に私のホームグラウンドである東京で作られたものです。
まあこれが世界でも通するかどうか、
についてはこれからゆっくりと人類が検証していかねばならない大きな課題のひとつであると言えます。(←映画『アポロ11号』観たばっかなので気持ちが大きくなってる)

その手始めとして、台北。
以前から台湾というか東南アジアテイスト満載の「市場」については、川や暗渠と関係があるのでは、
とは思っていましたが、先日台北在住の作家・栖来ひかりさんとお話をしていたとき栖来さんもそうおっしゃっていたので、
いっちょ調べたるか、と思って
「台北市内の市場と暗渠の関係」をプロットしてみました。まだプロトタイプですけどね。
webで片っ端から市内の市場を見つけリストを作って地図にプロット。
その後川や暗渠との関係を調べ、以下の色分けをしました。
赤:川沿い・暗渠沿い
橙:もともとたんぼ(水は多かった)
黄:暗渠関係なし
青:確認できず



予想以上の結果になりました。
46件のプロットに対し「不明」を除くと37件。
これらが暗渠や川と隣接している割合はなんと75.7%。
たんぼの中など水がらみまで合計すれば86.5%という高率です。

これの詳報やなぜこんな結果なのかという推測は、
10月の「台湾×暗渠 強化月間」のなかのプログラムでご披露していこうと思っております!
それらの内容もおいおいこちらで告知してまいりますね。
どうぞお楽しみにー。
なにはともあれ、10月は台湾暗渠三昧、となりそうです。


★上の台北市場情報については、みなさんのお知恵もお借りして徐々に精度を上げたいと思っております。
ここにない市場をご存知でしたらぜひご一報くださいませ!